活動内容

美化活動

=きれいな海岸に=
陸奥湾は、私たちの玄関先といってよいかもしれません。その玄関先をきれいに、というのが、私たちの環境美化運動の理由なのです。
具体的には、町内の六漁港の広場を季節の花で飾ることにしました。平内漁協の六支所ごとに、雪解けを待って毎月二回、定期的に花を植えたり花壇を整備したりしています。
いまではそれが習慣となって、手塩にかけて育てている花々が、女性部の心を繋ぎ、またお互いの自慢にもなっています

植樹活動

=森を育てる=
むかしから「森が魚を育ててくれるのだ」と、言い聞かされてきたものでした。しかしその森は、戦後の復興期にほとんど切り倒され、巨木はいつの間にか消えてなくなりました。
同時に、前浜でくらしに不自由なく獲れた魚影も消えました。必然的に沖に出るようになりました。それには大きな投資が必要となりました。
いまわたしたちが取り組んでいる「植林運動」は、前浜に魚影をもう一度呼び込みたいー、その願いなのです。願いを一日も早く実現させたい。毎年植林を続ける部員たちは真剣です。

ホタテ普及活動

=ホタテの味=
近年は輸入ホタテもスーパーなどの店先に並び、家庭の食卓に供されることもあるようです。このことで私たちが恐れるのは、輸入品に馴染んで本当のホタテの味を知らない人が出て来はしまいか、ということです。
ホタテには固有の甘さと、海の匂いがあるのです。私たちはいま、そのことを全国の消費者に知っていただくため、さまざまな機会をとらえて宣伝普及活動を展開中です。甘くておいしい平内産のホタテを、一人でも多くの人に知ってもらいたいものです。