土屋支所
組合員数 | 77名 (正組合員61名、准組合員16名)77名 |
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職員数 | 2名 |
臨時職員数 | 1名 |
ホタテ貝養殖業 | 39経営体 |
所有漁船数 | 88隻 |
平成27年度取扱金額 | 831,839,371円 |
浪打漁港(土屋分港)
浪打漁港土屋分港平成3年8月22日、町が第1種に指定した漁港で、町の指定港としては14番目の漁港となる。西風が強いのが悩みのたねで、早くから漁港づくりが望まれていた。
同施設沿いに国道4号線バイパス工事計画がでて、漁港施設は先送りとなった。
20年も経過しても漁港に着手する様子が見えないため、たまりかねた組合と漁民は、関係機関に猛運動を展開。それが結実し、ようやく待望の漁港施設となり、今日に至っている。
土屋支所は土屋地区と浪打地区を管轄している。
浪打漁港
昭和59年7月24日、平内町管理の第1種漁港である。夏泊半島の西(青森市)側の付け根にある。地域一帯が西に面している。むつ湾を吹き渡ってくるシベリアおろしなどの季節風の激しさは、ここで暮した人でないと分からないといわれている。
こんな厳しい条件であればあるほど、漁民としては整備された漁港建設がほしいのは当然。
このため当組合では町・県・国に機会あるごとに実現を働きかけてきた。そんなところの昭和57年夏、原子力船「むつ」の再母港問題が起きた。原子炉などのテストで太平洋に出航した「むつ」は放射線漏れ事故を起こし、大湊港への帰港反対の声で太平洋上に漂流を余儀なくされた。
そのときの解決条件の一つとして湾内の狩場沢、有戸、浪打の3地区に漁港を建設する提案がなされ、それで実現したいきさつがある。
長年厳しい気象条件のなかで、不安な操業を強いられてきた漁民の表情は、いまはみられない。